群青記
普通の大学生群青が、日常に潜む「可愛い」を大特集♪
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上海姑娘旗袍旅――4日目
本日は朝から家でのんびり。日本では味わえないスロータイムをごろごろ過ごすことに♪
そして夜、とある知人から晩餐会のお誘いが。私達が今住んでいる芦湾区(ルーワンク)は、実は間もなく他の区に吸収されてなくなってしまうのです。そこで、芦湾区ゆかりのその方がちょっと高めのお店で奢ってくれる事になりました。これから案内させて頂きますのは、群青がこの先滅多に訪れる機会がないハイクラスのリゾートです♪
「思南公館(スーナンゴングァン)」は、思南路(スーナンロー)に位置する旧フランス領の租界で、かつての法国公園(ファーグォゴンユェン)の向かい側に位置するエリアに当たります。当時から上海随一のガーデンハウスによる集合住宅地として、孫文や周恩来など、名だたる著名人が住んでいました。
今では高級レストランやバー等が集まるリゾートとなり、全てガーデンハウスによって構成されているので、宿泊も可能に。ただ宿泊料金は一晩38000元(約55万円!!)だそうで(汗)ただ、施設によっては飲食だけならそこまで高くない場合もありますので、一度利用されてはいかが♪
長話をしてしまいましたが、早速行ってみましょう。
重厚なゲートを過ぎると、まるで別世界のよう。近代欧州の文化とオリエンタルな風情が入り交じった租界の時代、所謂大上海時代が色鮮やかに蘇るようです。列強による侵略の歴史は拭えませんが、今ではそうした爪痕を自らの文化で吸収し、芸術として昇華することで、上海という街は新たな価値を産み出そうとしているのです。
敷地内でまず目を引いたのがこちらのクリスマスツリー。中国のお正月は(チュンジェー)といい、通例陰暦通り祝われるため、上海ではまだまだクリスマス気分が抜けません(笑)
更に直進すると、光輝く通りが。宝石のように点在するイルミネーションで、ロマンチックな雰囲気に♪
そしてこちらが、本日夕食を頂く場所。アンティークな造形が目を楽しませます。
階段もまたこのように、ヨーロッパ様式に統一。流石一流のところは細部にもこだわっています。
ふかふかした絨毯の模様にも注目。洋風建築の中にこういったオリエンタル風の絨毯等を置くのが大上海時代の特徴。
更に階段を上がって、予約された個室へ。
内装がとてもゴージャス。やや古風なテイストがまた趣深いですね。
食器や置物等もこうして美しいものを取り揃えているので、これからの食事にも期待が高まります。
こちらが今晩のコース。ドリンクは赤ワインです。
前菜に中華三種取り合わせ。
スープは小排骨(シャオパイグー=豚骨の切身)を用いた薬膳。
主菜一品目は霜降牛肉のステーキ。
二品目はロブスターのソテー
三品目は蟹みその乾パン添え。
四品目は左からだし豆腐と小青菜(シャオチンツァイ)のコラーゲン煮。美容にいいので、女の子には嬉しい一品です♪
ご飯ものとして小黄魚(シャオファンユ=川魚の一種)を用いた麺。
デザートの点心は奥からそれぞれ、棗の蒸しケーキ、蒸餃子、マンゴー杏仁豆腐。
最後はフルーツの盛り合わせ。
どれも言葉で表せないくらい美味しかったです。招待してくださった方、本当にごちそうさまでした♪
そのまま帰るのも名残惜しいので酔いざましついでに散策散策☆
敷地内の施設は多くがこうした洋館ですが、
こうした大型の劇場風の建築や、
モダンなガラス張りの喫茶店も。
いつの間にか反対側の高架まで抜けてしまいました。美しいライトアップが大都市上海の発展と繁忙を象徴しているようで、嬉しいような悲しいような(笑)
古きよき文化が失われないと良いですが。
夜風に当たりつつ、今回はここでお別れですノシ
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はじめまして
貴サイトを拝見いたしました。
内容がとても充実していますので、新館のホームページディレクトリーに
登録させていただきました。
http://china.alaworld.com/modules.php?name=Web_Links&op=latest
どうぞ、ご確認ください。
もし不都合がありましたら、ご連絡をいただければ、
修正または削除をします。
よろしければ、貴サイトでも【ALA!中国】
http://china.alaworld.com/
をリンクしていただけますか?
よろしくお願いします。
ホームページ・ブログ担当 西山
>>ALA!中国様
素敵なサイト様に登録していただけて光栄です。
まだまだ未熟者ですが、今後ともよろしくお願いします♪